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皆さんこんにちは!
沖縄県豊見城市を拠点にトマト・パッションフルーツ・島らっきょう・
きゅうり・ゴーヤー・いんげんなどの栽培・販売を行っている
大城農園、更新担当の富山です。
目次
沖縄のトマト農家の一日は、太陽より少し早く始まります。
朝の静けさの中で、ハウスの中に灯りをともす――
それが“日課”というより、“命をつなぐ仕事の始まり”です。
朝5時。ハウスの扉を開けると、むっとした温もりが漂います。
前夜の気温、湿度、葉の色、茎のハリ……。
農家は、まるで子どもの健康を確かめるようにトマトを観察します👀
「昨日より少し元気がない」「葉が丸まっている」
そんな小さな変化を見つけることが、大切な仕事。
沖縄は高温多湿の環境ゆえ、日々の微調整が品質を左右します。
朝日が昇ると、ハウス内は一気に暑くなります。
この時間帯に灌水(かんすい=水やり)を行い、
根が一番水を欲しがるタイミングを狙います。
水分量を誤ると、甘さが落ちたり実が割れたりするため、
経験に裏付けられた“感覚”が頼りです。
また、ハウス内にはマルハナバチが飛び回り、
自然受粉を助けてくれます🐝
人の手と自然の力が一体となって、美しい実りを支えているのです。
正午を過ぎると、ハウス内は30度を超えることもあります。
それでも農家は一つひとつ丁寧に収穫を続けます。
完熟の見極めは「目」と「手」で行います。
果皮のツヤ、香り、そして触れたときの弾力。
そのすべてを五感で感じ取りながら、収穫時期を判断します。
選別台の上では、
形・色・サイズを確認しながら、箱詰めへ。
市場に出るトマトは、まるで宝石のように並べられ、
どれも同じ“完璧な赤”を誇ります✨
日が傾くころ、農家たちはようやくひと息つきます。
それでも最後にもう一度ハウスを見回り、
夜の温度設定、潅水システム、照明の調整を行います。
一日の終わりに見るトマトの赤は、
太陽と努力の結晶。
「明日もまた、いい実ができるように」
そんな祈りのような気持ちでハウスの灯を消します🌙
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 🌅 早朝の仕事 | 温度・湿度・葉の状態を観察して一日の管理をスタート |
| 💧 午前の作業 | 灌水・受粉・環境管理でトマトの健康を維持 |
| 🍅 昼の収穫 | 五感で熟度を見極め、丁寧に選別 |
| 🌇 夕方 | 翌日の準備と環境調整で「連続した品質管理」 |
| 👨🌾 農家の想い | トマトを“育てる”というより“守る”という誇り |
👉 トマトづくりの裏には、見えない努力と情熱があります。
太陽のように明るく、潮風のようにたくましい――
それが、沖縄のトマト農家の一日なのです🌺🍅
次回もお楽しみに!
沖縄県豊見城市を拠点にトマト・パッションフルーツ・島らっきょう・
きゅうり・ゴーヤー・いんげんなどの栽培・販売を行っております。
お気軽にお問い合わせください。
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