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日別アーカイブ: 2025年10月23日

🌺ハウスの中の一日 ― トマト農家の仕事風景

皆さんこんにちは!

 

沖縄県豊見城市を拠点にトマト・パッションフルーツ・島らっきょう・
きゅうり・ゴーヤー・いんげんなどの栽培・販売を行っている

大城農園、更新担当の富山です。

 

 

 

🌺ハウスの中の一日 ― トマト農家の仕事風景

 

 

沖縄のトマト農家の一日は、太陽より少し早く始まります。
朝の静けさの中で、ハウスの中に灯りをともす――
それが“日課”というより、“命をつなぐ仕事の始まり”です。


🌅 朝 ― 点検と観察から始まる一日

 

朝5時。ハウスの扉を開けると、むっとした温もりが漂います。
前夜の気温、湿度、葉の色、茎のハリ……。
農家は、まるで子どもの健康を確かめるようにトマトを観察します👀

「昨日より少し元気がない」「葉が丸まっている」
そんな小さな変化を見つけることが、大切な仕事。
沖縄は高温多湿の環境ゆえ、日々の微調整が品質を左右します。


💧 午前 ― 水やりと受粉作業

 

朝日が昇ると、ハウス内は一気に暑くなります。
この時間帯に灌水(かんすい=水やり)を行い、
根が一番水を欲しがるタイミングを狙います。

水分量を誤ると、甘さが落ちたり実が割れたりするため、
経験に裏付けられた“感覚”が頼りです。

また、ハウス内にはマルハナバチが飛び回り、
自然受粉を助けてくれます🐝
人の手と自然の力が一体となって、美しい実りを支えているのです。


🍅 昼 ― 収穫・選別・箱詰めの時間

 

正午を過ぎると、ハウス内は30度を超えることもあります。
それでも農家は一つひとつ丁寧に収穫を続けます。

完熟の見極めは「目」と「手」で行います。
果皮のツヤ、香り、そして触れたときの弾力。
そのすべてを五感で感じ取りながら、収穫時期を判断します。

選別台の上では、
形・色・サイズを確認しながら、箱詰めへ。
市場に出るトマトは、まるで宝石のように並べられ、
どれも同じ“完璧な赤”を誇ります✨


🌇 夕方 ― 明日へつなぐ準備

 

日が傾くころ、農家たちはようやくひと息つきます。
それでも最後にもう一度ハウスを見回り、
夜の温度設定、潅水システム、照明の調整を行います。

一日の終わりに見るトマトの赤は、
太陽と努力の結晶。
「明日もまた、いい実ができるように」
そんな祈りのような気持ちでハウスの灯を消します🌙


🍅まとめ

 

ポイント 内容
🌅 早朝の仕事 温度・湿度・葉の状態を観察して一日の管理をスタート
💧 午前の作業 灌水・受粉・環境管理でトマトの健康を維持
🍅 昼の収穫 五感で熟度を見極め、丁寧に選別
🌇 夕方 翌日の準備と環境調整で「連続した品質管理」
👨‍🌾 農家の想い トマトを“育てる”というより“守る”という誇り

 

👉 トマトづくりの裏には、見えない努力と情熱があります。
太陽のように明るく、潮風のようにたくましい――
それが、沖縄のトマト農家の一日なのです🌺🍅

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

沖縄県豊見城市を拠点にトマト・パッションフルーツ・島らっきょう・
きゅうり・ゴーヤー・いんげんなどの栽培・販売を行っております。

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